外気功プラクティス 呼吸法

1)呼吸リラクセーション

  1. 体を光に向けて、軽く目を閉じる。瞼の裏の明るい感じを意識する。
  2. 息を口から「ふぅーっ」と吐く。息を鼻から「すぅーっ」と吸う。
  3. 2の呼吸をゆっくり深く、分のペースでしばらく続けます。
  4. 次に丹田に手のひらを当てて、しばらく呼吸を続ける。息を吐くときはお腹がへこみ、吸うときはお腹がふくらむことに意識を集中する。
  5. 普通の呼吸に戻してから、目を開ける。目を開けた時の感じ、見え方、気持ち、体の状態をチェックする。
2)一息呼吸

  1. 口から「ふうーっ」と息を吐く。
  2. 体を広げながら、鼻から大きく息を吸う。
  3. 体全体を使って、口から「はっ」と息を吐く。
  4. 大きく「はぁっ」と声を出す方が効果が高い。
呼吸についての説明
 私たちは心身が疲れたとき、自然に「ため息」や「あくび」が出ます。この無意識の作用は心身のバランスをとるためにおこる知恵なのです。
 疲れ、イライラ、不安などのたまった邪気が「ため息」や「あくび」として外に出るのです。そのときだれもが腹式呼吸になっています。
 呼吸は自律神経系に支配されていますが、横隔膜や腹筋群を意識的に収縮させたり弛緩させたりすることで、自律神経系を整えることができます。
 自律神経系には交感神経と副交感神経があり、高揚させたり鎮めたり相反する働きをしています。吸う息は交感神経に、吐く息は副交感神経に影響を与えるといわれておし、その作用を有効に使うことで心身のバランスをとろうとするのが、「呼吸リラクセーション」なのです。
  呼吸は心身をつなぐ「命の営み」であり、癒しのメカニズムの息吹といえます。呼吸法は奥がく、中国仏教の古い書物によると「息の四相」があるといわれています。
 それは、風(ふう)、喘(ぜん)、気(き)、息(そく)です。風は呼吸の音、喘はリズム、気は波動、息は一体感のことです。前者三つを不調の相といい、四つ目で調和の相になり、心身の喜びの域に入るといわれています。
 また、インドのシュリ・サティア・サイババは息(呼吸)は自分と神(宇宙)とつながっているととらえています。吸うときの音「スー」は彼(神)、吐くときの「フーム」は私の意味です。「スフーム」で「神は私です」という意味になるのです。

 「呼吸リラクセーション」は、年齢に関係なく、だれにでも、どこにいても簡単にできる方法です。
 呼吸は必ず吐くとことから始めましょう。
 呼吸の奥義を身につけることで、何かが変わるかもしれません。
 さあ、「呼吸リラクセーション」を身につけましょう。

今月の目標

  1. 呼吸リラクセーションを身につける
  2. プラクティスをすることで呼吸の深さを知る

イラストレーション 小林ちか子